足にレオンが乗るもんだから足が痺れて仕方ない。
今回は、レオンが正式に私達の子になるまでの話をしたいと思います。(2014年3月)
2013年6月に私クリスは、彼女を追いかけ山梨に越してきました。
その越し方はとても酷いもので、地元に後足で砂吹っかけるようにして急に越しました。
もちろん、お金なんか貯めてません。先の見通しなどついていませんでした。
それでも、早く実家から出たいし親に迷惑もこれ以上かけれない。仕事もうまく行かない。夢もうまく行かない。
このままでは、自分が駄目になる。なんとか打破するためには何かアクションを起こさねばと思い立ったのです。
毎週神奈川から山梨を行き来していた1ヶ月の交通費が山梨の2DKの部屋と大して変わらない。
ならば、どうせ最終的に老後を一緒に過ごすかも知れない人と早いうちに暮らしてしまえ!
そう思い同棲を始めました。
それから、金はない。価値観合わない。最悪でしたが、2014年になる手前でようやく生活も精神的にもだいぶ落ち着いてきたので、犬を飼ってみようかと思ったのです。
そこでペットショップに行くようになりました。
なかなか、厳しい環境でした。
「はじめに」でも書いたように、叫ぶ動物達と対面してなきそうで長時間いられないんです。
それに、その時の予算を下回る犬達もいないです。
なんせ、予算3万前後でしたから。
今、思えば軽薄すぎ!!!!
諦めかけている時
ネットで犬の飼い方的なことを検索していたら、「ペットショップで買うなら殺処分を待ってる子を里親にしませんか?」
という記事を見つけ、里親の存在を知りました。
ネットで里親の会なるものがあることを知り、問い合わせ、預かり者さんの週1の集会なるものをしていたので彼女と行って見ることに。
初回はこちらの仕事の都合上、ほぼ終わり間際で預かり者さんと軽くお話をして翌週また行くことに。
翌週奇跡が起きたのです。
なんと、里親の会を取り締まっている人から、「1週間のお試し期間(トライアル)」なる制度があると進められたのです。
その時いたダックス・女の子・推定10歳前後・ブリーダーによる大量出産に扱われ・癌を克服したカンリちゃん(仮)のトライアルを引き受けました。
私達の車にのるやいなや、落ち着いて我が家に到着。
その日は、疲れたのかすぐ自分の居場所を見つけ寝てました。
それから3日、4日経ち、もうこの子が家に来てくれたのは運命だとか、恥ずかしいと思いながら彼女と飼おうと決意して、約束の一週間が経ちました。
もう、怒りと悲しみに包まれました。
よし、引き取るにあたってかかる病気の治療費などの予算(予算の話はまたいたします。)も、分割にしてもらえればなんとかなる。
もうカンリを生涯面倒みよう。
犬なんか飼ったことないから、一週間でも愛情が半端じゃなかったんです。
預かり者さんにお会いしてすぐ、カンリと引き離され、「犬を飼うってことがどんなことか分かったでしょ。」
と、嫌味っぽい事を言われ連れて行かれてしまいました。
帰りの道中。彼女は号泣。私は終始怒りでしかありませんでした。
原因はどうやら私にあったらしく、個人のブログで引っ越してすぐに書いていた金無い病みブログを探して読んでいたそうです。
それにしても、私達にとっては非常に残酷な引き離され方をされて、ショックでした。
その後、諦めつかず地域を広げて1ヶ月探しました。
長くなったので、次の記事に掲載します。
我が家にレオンが来るまで 2